PIET OUDOLF GARDEN TOKYO
世界で最も影響力のあるガーデンデザイナーの一人と言われるPiet Oudolf(ピィト アゥドルフ)氏が日本で初めてデザインしたガーデン「PIET OUDOLF GARDEN TOKYO」。最盛期の花の美しさだけでなく、形や構造、四季の移ろう姿をも含めた、自然本来の美しさを年間通じて楽しめます。HANA・BIYORIが提案するサステナブルなガーデンをお楽しみください。
ピィトアウドルフ氏が日本で初めてデザインするガーデンの見どころ
ナチュラリスティックな植栽の手法で、何年も生きる草花を、野原に見えるようにふんわりと植えています。新芽や葉の形、様々な色や形の花、穂が集める光と風、蝶や小鳥の羽ばたき、そして冬枯れの美しさ。季節とともに進む植物のコミュニティに、新しい発見があるかもしれません。花盛りのガーデンの美しさは言うまでもありませんが、ここでは最盛期を過ぎた植物が落とす陰影やスケルトンの濃淡にまで、細心の注意が払われています。これは、従来の鮮やかな花に頼りすぎた園芸の世界には、革命的な出来事でした。現代アートの世界でも一見美しく見えないものの中に「感情を揺さぶるもの」「朽ちる美しさ」を見ることがあります。アゥドルフ氏の作品は、意図的にこの魂に訴える植栽に挑んでおります。みなさまの心にもこの思いが届けば、幸いです。アゥドルフ氏が四季を通して紡ぐ独特な色彩や質感、豊かな芸術性をご堪能ください。
ガーデンデザイナー ピィト アゥドルフ
1944年オランダ・ハーレム生まれ。1982年、オランダ東部の小さな村ハメロに移り、宿根草ナーセリー(植物栽培園)を始める。以来、宿根草デザインに おいて先鋭的な手法とアイディアで注目される。代表作:米国ニューヨーク市のハイライン、バッテリーパーク、シカゴ市のルーリーガーデン、英国のオリンピックパーク、南西部ハウザーアンドワース、オランダのフリンダーホフ公園など。
映画:2018年 Five Seasons
著書:Planting the Natural Gardens
Planting:A New Perspective Planting the Oudolf Garden
日本の専門家チームに助けられて、日本で初めてのプロジェクトが完成しました。日本の皆さんと一緒に創ったこの新しい‘ナチュラリスティック ガーデン’が、多くの人々に喜ばれますように。
ガーデン植栽チーム
植栽は、日本全国から集結したガーデナーたちとHANA・BIYORIスタッフで行いました。草花や球根も、専門の育苗をしたり、本場オランダから輸入するなどして集めています。2021年はアゥドルフ氏本人の来日は叶いませんでしたが、植栽チームの貢献を称えるアゥドルフ氏の希望により、ここにご紹介します。
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